冬のソナタ関連/冬のソナタ 全般

2016  テレ朝チャンネル 冬のソナタ放送記念 ユン・ソクホ監督 インタビュー

komomo 2016. 6. 2. 08:22



★2002年の初放送から14年

 「冬のソナタ」は どんな作品でしたか?







★人生ではたくさんの出来事に出合いますが

 私も やはりたくさんのことがありました。

 

 しかし「冬のソナタ」が人生で一番重要な

 出来事だったのではないかと思います。


 「冬のソナタ」を通じて私のそれまでの

 作品の世界を振り返ることができましたし

 その後の作品の世界も「冬のソナタ」の

 おかげで たくさん考えるようになりました。


 私自身の成長にも とても重要な意味があった

 作品だと思います。


★日本で愛されている理由は?







★「冬のソナタ」の中にこんなセリフがあるんです。

 「世の中で美しい建造物は何か?

  人の心がある家だ」

 

 多分日本の皆さんの心に「冬のソナタ」が

 家を建てたのではないかと思います。

 日本の皆さんが 私が作った「冬のソナタ」の

 ような家をとても好きで その感情が残って

 愛されたのではないかと思います。


★作品の中で「初恋」を描き続ける理由は?


★生きていく上で様々な価値がありますが

 その中でもっとも重要なことが「純粋」です。

 

 純粋の価値をとても重要視しているのですが

 その純粋の価値がもっとも強く感じられるのが

 やはり「初恋」だと思うんです。


 それで 純粋の価値を表現したくて

 初恋を見せようとしています。


★監督さんが純粋だからそういう物を

 作れるとおもうんですが・・・?


★純粋ではないので いつも純粋さを求めて

 いるのでしょう。


 若い頃にその「純粋」を経験したことも

 ありました。

 その純粋の経験がどれだけ幸せで重要で

 どれだけ価値があるのか その時に

 感じたんです。


 しかし生きていく中で そのような価値を

 維持するのが難しいんだと感じたわけです。


 現実では難しいので 映画やドラマを通じて

 ファンタジーや純粋さを守ろうとする人たちの

 ストーリーを描きたいんです。


★監督の作品は童話のようですが?


★幼い頃は純粋であったり理想というものを

 たくさん夢見ますよね?

 夢を見ながら生きていって年をとるに従って

 現実を知るんです。

 純粋や理想 夢は 現実ではなくなっていく

 ものなので 私のドラマを観て再び思いだして

 ほしいんです。