[記事]2011.09.13 "韓流のグローバル化、アメリカ、ヨーロッパ、インド、韓流に陥る"

 

 

 

 

 

去る8日、ロシアの首都モスクワでは韓国の歌手たちの踊りをそのまま真似しているK- POPのカバーダンス競演大会、2011年のカバーダンスフェスティバル"ロシア代表選抜大会が開催された。

 

韓国訪問の年委員会（以下バンムンウィ）が主催した今回の大会には、16個チームのロシア人が参加してK- POPのカバーダンスを熱狂的に演出した。

 

カバーダンス大会に出たこれらは韓国アイドルグループをそっくり真似たといっても過言ではなかった。審査委員で参加したSHINeeのメンバーミノさえ振付ディテールを同じように応じて、さらに再解釈したのに驚いたし感動を受けたと告白するほどだった。

 

実はK- POPのカバーダンスは、開催を決定し、予選審査をしてから驚きの連続だったとバンムンウィ関係者は語った。アジア圏はもちろん、アメリカやヨーロッパでもアフリカまでの参加申請が行であり、申請者のレベルも非常に高かった。

 

アジア圏の熱狂的な参加は、ある程度予見されたものだったがラッシュアナポップの故障、アメリカにまで高い参加率を見せたのは訪問位さえまだ、予期しないことだった。

 

中国と東南アジアに激しく吹き荒れた韓流（韩流）は、現在アジアを越えてアメリカとヨーロッパ人の心まで揺さぶっている。 "韓流のグローバル化"という言葉が顔負けしていない状況になった。

 

 

 

 

 

 

元韓流は、中国や東南アジア華僑圏で起きている韓国大衆文化を開く]を意味する。 1996年のドラマを皮切りに、中国に輸出され始めた韓国の大衆文化は98年から歌謡に拡大した。韓流という言葉を初めて使ったのは、中国メディアだった。 2000年2月のHOTの中国北京公演の時、"中国人の韓国の大衆文化に対する熱狂を表現するために使用した。

 

韓国に対して複雑な感情を持った日本ですらドラマ'冬のソナタ"が興行しながら、'ヨンサマ'（ペヨンジュン）'ジウ姫'（チェジウ）など韓流スターが誕生した。 "冬のソナタ"の成功を土台に、国内の大半のドラマがアジア全域に輸出され、韓流ブームが点火された。

 

以後、韓流は急速に広がり始めた。中国だけでなく台湾、香港、ベトナム、タイ、インドネシア、フィリピンなど東南アジア全域に韓流の波は激しく打った。韓流は大衆文化の好みを越えて韓国製品（電子製品キムチラーメンなど）好みにもつながった。

 

 

 

この時までも韓流はアジア圏に限られた風だと思った人が大多数だった。ミジュナヨーロッパ圏にまで韓流が大きくなると期待した人はほとんどいなかった。ドラマ"チャングム"がイランで90％近い視聴率を記録し、アフリカを越えて東ヨーロッパにまで旋風的な人気を呼んだが、一時的な風だと思う人が多かった。

 

異質に見える感性の主流言語でもない韓国語の歌は、西欧人の心を捕らえるには大変だと見たのだ。そんな中、今年4月、K - POPアイドルのいずれかのチームの"シャイニー"の公演を要求するデモが文化的自尊心の強いフランスのパリで起こった。フランスのファンたちの要求で構成された、フランス初のK - POPの公演は、まさに大成功だった。

 

韓国のK -ポップが、フランスをはじめヨーロッパ地域に急速に拡散したきっかけは"ユーチューブ"だった。世界中の人々が動画を上げるのこのサイトでK - POP歌手が紹介され、ヨーロッパ人たちは、高速で軽快ながらも中毒性が強い韓国の音楽に少しずつ陥った。

 

 

 

 

 

 

 

K-ポップが人気を享受しながら、ドラマ、映画でも少しずつ韓流の影響が増幅されている。韓国を中心とした世界的な合作映画·ドラマの製作ブームが起き始めたこと。以前には中国や日本などアジア圏との合弁が主流だったが、米国やフランスなど、映画大国の大手映画会社まで先を争って製作に乗り出している。

 

 

韓中日3カ国の合作プロジェクトである"マイウェイ""楊貴妃""ストレンジャー6"などの映画が製作される一方、ハリウッドの巨大資本が参加した1億3000万ドル（約1500億円）の3次元（ 3D）映画"酷寒の17日"が製作される予定だ。北米と欧州の公開を推進している"マイウェイ"の場合、チャンドンゴン、オダギリジョー、ファンビンビンなど、韓日を代表する俳優が総出動する。

 

 

ゲーム市場の場合、国内では、米国のゲームが圧倒的な人気を享受してきた。 "スタークラフト"は、かつては国民的ゲームの称号を受けるほどだった。しかし最近、韓国のオンラインゲームの地位が見違えるように変わった。北米最大のゲームの祭りである"パックス2011"では、韓国のゲームの強さが目立った。

 

 

 

 

 

NCソフトの多重接続ロールプレイングゲーム（MMORPG）である"ギルドウォーズ2"や"ワイルドスター"などの反応は爆発的だった。国内のスマートフォンのゲームも新韓流コンテンツに浮上している。日本はもちろん、北米でまで人気を集めるネオサイオンの"ラグナロクバイオレット"、北米アップストアアドベンチャー部門1位を占めた"ルールザスカイ"などがそれ。

 

 

韓流の高い人気と一緒に、これまで周辺部の調査にとどまっていた韓国学でも中心部の文化に急成長した。韓国語が米国の国策外国語に指定されているかと思えばブルガリアでも韓国映画、ドラマなどが広がって、"韓国文化の日"イベントが開かれるまでした。

 

 

 

韓流は、絹の文化芸術の伝播という側面だけでなく、韓国の国家ブランドイメージを向上させ、外国人の韓国に対する好感度を高めるのに決定的な役割を果たした。観光市場でも韓流は、少なくない影響力を発揮した。フランス人、100人余りがグループSHINeeに会うために訪韓するかというと、国内の有名ドラマの撮影地に青い目の外国人が徐々に増えている。

 

 

 

しかし韓流の影響が観光市場に直接寄与する部分は、まだ微々たるもの。韓国文化観光研究院が調査した2010外国人観光客実態調査結果報告書"によると、韓国を旅行目的地として選択するときに考慮した要因の中でドラマの撮影や韓流スターのファンミーティングの経験など直接的な韓流関連の旅行客は4.4％に過ぎないことが分かった。

 

 

観光客が韓国観光に来て韓流ドラマのロケ地を探したり、自分の好きなK- POPや俳優たちの痕跡に熱狂するが、韓流が直接旅行動機になるにはまだ不足している。

 

 

専門家らは、韓流が韓国観光の発展的契機にするためには、より細心の努力がつながらなければならないと口をそろえた。単純に有名な韓流スターを前に出す、マーケティングよりも韓流の幅と深さを上昇させ、"ぜひ行ってみたい国"というイメージを刻印させなければならないというのだ。

 

 

現地の文化や感性の理解度もノプアジョヤする。韓流は、ただの泡が、継続的な韓国文化の伝播の窓口になるためには、一方的な伝達よりも、相互交流が起こらなければ、韓流の地平が広がるのだ。

 

 

                            

                                                                                   翻訳機使用　         　MT